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個人開発の価格設定|値付けで失敗しないガイド

個人開発サービスの価格設定は難しい判断です。高すぎると売れず、安すぎると利益が出ない。価格戦略の考え方から、具体的な値付け方法まで解説します。

|(更新: 2024年12月1日|7分で読める

個人開発の価格設定

価格設定は、サービスの成否を決める重要な判断です。

高すぎると売れず、安すぎると利益が出ない。このガイドで最適な価格を見つけましょう。

価格設定の基本原則

原則1: 安すぎは禁物

よくある失敗:
「個人開発だから安くしないと...」
→ 月100円で1000人集めるより、月1000円で100人集める方が楽

原則2: 価値で決める

コストベース: かかった時間×時給 → ✕
価値ベース: ユーザーが得る価値 → ○

原則3: 後から上げるのは難しい

最初から適正価格で始める
→ 安くするのは簡単、上げるのは難しい

価格帯の目安

SaaS/サブスクリプション

ターゲット 月額の目安
個人(趣味) 500〜1,500円
個人(仕事効率化) 1,000〜3,000円
フリーランス 2,000〜5,000円
小規模チーム 5,000〜15,000円
中小企業 10,000〜50,000円

買い切り

種類 価格の目安
テンプレート 1,000〜5,000円
プラグイン 2,000〜10,000円
ツール 5,000〜30,000円
教材・講座 10,000〜100,000円

プラン設計のパターン

パターン1: フリーミアム

無料プラン: 機能制限あり
有料プラン: フル機能

メリット: ユーザーを集めやすい
デメリット: 無料で満足して課金しない

向いているサービス:
- ネットワーク効果があるもの
- 口コミで広がるもの

パターン2: 無料トライアル

14日間無料: フル機能を試せる
その後: 有料プランへ移行

メリット: 本当の価値を体験してもらえる
デメリット: トライアル後の離脱

向いているサービス:
- 価値を体験しないとわからないもの
- B2B系のツール

パターン3: 買い切り

一度購入: 永続利用

メリット: 大きな初期収益
デメリット: 継続収益がない

向いているサービス:
- テンプレート
- ツール
- 教材

価格を決める手順

ステップ1: 競合を調査

1. 類似サービスを5つ以上リストアップ
2. それぞれの価格を調査
3. 機能差を比較
4. 価格帯の相場を把握

ステップ2: 提供価値を数値化

質問: このサービスで、ユーザーは何を節約できる?

例: 議事録作成ツールの場合
- 作業時間: 月10時間節約
- 時給換算: 10時間 × 2,000円 = 20,000円/月
→ 月額2,000円なら10倍の価値

ステップ3: テスト価格を決める

最初は高めに設定
→ 売れなければ下げる
→ 売れれば適正価格

ステップ4: フィードバックを得る

- 価格を見て離脱する人が多い → 高すぎ
- 「安すぎない?」と言われる → 上げてOK
- 「高いけど価値がある」 → 適正

価格表示のテクニック

年払いで安く見せる

月払い: 1,500円/月
年払い: 12,000円/年(月あたり1,000円)

→ 「2ヶ月分お得!」と表示

アンカリング

Enterprise: 50,000円/月(目立たせない)
Pro: 5,000円/月 ← 売りたいプラン
Free: 0円

→ 高い価格を見せて、中間を選ばせる

1日あたり表示

月額3,000円
↓
「1日あたりコーヒー1杯分(約100円)」

よくある失敗パターン

失敗1: 「個人開発だから安く」

問題: 価値と価格が見合わない

対策:

  • 価値ベースで価格を決める
  • 個人/法人は関係ない

失敗2: プランが多すぎ

問題: 選べない、わからない

対策:

  • 最大3プランまで
  • 違いを明確に

失敗3: 値上げを恐れる

問題: 赤字のまま運営

対策:

  • 既存ユーザーは据え置き
  • 新規から新価格を適用

ケーススタディ

ケース1: 議事録AIツール

競合価格: 月額1,000〜3,000円
提供価値: 月10時間の節約(20,000円相当)

設定価格:
- Free: 月3回まで
- Pro: 月額1,980円(無制限)

結果: CVR 5%、LTV 12ヶ月

ケース2: デザインテンプレート

競合価格: 2,000〜10,000円
提供価値: デザイナー不要で時短

設定価格:
- 単品: 3,980円
- セット: 9,800円(5個入り)

結果: セットが60%選択される

価格変更のベストプラクティス

値上げする場合

1. 既存ユーザーには事前告知(1ヶ月前)
2. 既存ユーザーは旧価格を維持(オプション)
3. 値上げ理由を説明
4. 新機能追加と同時に

値下げする場合

1. 期間限定キャンペーンとして
2. 常時値下げは慎重に
3. 既存ユーザーへの返金検討

まとめ

価格設定のポイント:

  1. 安すぎは禁物
  2. 価値ベースで決める
  3. プランは3つまで
  4. テストして調整

次のステップ

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参考文献・引用元

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