営業・収益化#サブスク#継続課金#月額
サブスク価格の決め方|継続課金で安定収益を作る方法
サブスクリプション型サービスの価格設定と設計方法。月額vs年額、プラン設計、LTVの考え方を解説します。
サブスク価格の決め方
サブスクは「売って終わり」ではなく「使い続けてもらう」ビジネス。
サブスクのメリット
売り手側
- 安定した収益予測
- 顧客との継続的な関係
- LTV(顧客生涯価値)の最大化
買い手側
- 初期費用が小さい
- いつでも解約可能
- 常に最新版を利用
価格設計の基本
LTV > CAC を守る
LTV(顧客生涯価値) > CAC(顧客獲得コスト)
- LTV = 月額 × 平均継続月数
- 例: 1,980円 × 12ヶ月 = 23,760円
価格帯の目安
| 対象 | 月額目安 |
|---|---|
| 個人(趣味) | 500〜1,500円 |
| 個人(仕事) | 1,500〜5,000円 |
| 小規模チーム | 5,000〜20,000円 |
| 企業 | 20,000円〜 |
月額 vs 年額
月額のメリット
- 導入ハードルが低い
- キャッシュフローが分散
- 解約しやすい
年額のメリット
- 先にキャッシュが入る
- 解約率が下がる
- 割引で魅力的に見せられる
推奨: 両方用意する
月額: 1,980円/月
年額: 19,800円/年(2ヶ月無料)
年払いを選ぶと、解約率が50%以上下がる。
プラン設計のコツ
3プラン構成
ベーシック: 980円/月
├ 基本機能
└ 個人向け
スタンダード: 1,980円/月 ← おすすめ
├ 全機能
├ 優先サポート
└ 個人〜小規模チーム向け
プロ: 4,980円/月
├ 全機能
├ API連携
├ チーム機能
└ 本格利用向け
松竹梅の法則
- 真ん中のプランが最も選ばれる
- 一番売りたいプランを真ん中に
機能差の付け方
| 機能 | ベーシック | スタンダード | プロ |
|---|---|---|---|
| 基本機能 | ✓ | ✓ | ✓ |
| エクスポート | ✗ | ✓ | ✓ |
| API | ✗ | ✗ | ✓ |
| チーム | ✗ | ✗ | ✓ |
値上げのタイミング
いつ値上げするか
- 新機能の大型リリース時
- 年1回の定期見直し
- 競合より明らかに安い時
既存ユーザーへの対応
グランドファザリング
- 既存ユーザーは旧価格を維持
- 新規ユーザーから新価格適用
「いつもご利用ありがとうございます。
新規ユーザー向けの価格は改定しましたが、
既存ユーザーの皆様は現在の価格を維持します」
解約されにくい設計
スイッチングコストを作る
- データが蓄積される
- 使い込むほど便利になる
- 連携が増える
価値を定期的に伝える
「今月の成果レポート」
・節約した時間: 8時間
・完了したタスク: 45件
・次月のおすすめ機能: ○○
指標と目標
| 指標 | 健全な目安 |
|---|---|
| 月次解約率 | 3-5% |
| 年次解約率 | 30-50% |
| LTV/CAC比率 | 3倍以上 |
| MRR成長率 | 10-20%/月 |
次のステップ
参考文献・引用元
- [1]SaaS Metrics 2.0- David Skok
- [2]