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Claude Code攻略#Claude Code#Plan Mode#設計

Plan Mode完全ガイド【Claude Codeの設計力を最大化】

Claude CodeのPlan Modeを使って、大規模な開発タスクを効率的に進める方法。Explore→Plan→Implement→Commitの4フェーズワークフローを解説。

||10分で読める

Plan Modeとは

Plan Modeは、Claude Codeが「実装」ではなく「設計・計画」に集中するモードです。

通常モードではClaudeはすぐにコードを書き始めますが、Plan Modeでは:

  • ファイルを読んで理解する
  • 方針を考える
  • 計画を立てる

という作業に専念します。

なぜPlan Modeを使うのか

問題: いきなり実装すると失敗する

大きなタスクを「作って」と指示すると、Claudeは:

  1. 全体像を把握せずに実装を始める
  2. 途中で方針変更が必要になる
  3. 前に書いたコードを書き直す
  4. コンテキストを消費しまくる
  5. 結局うまくいかない

解決: 先に設計、後で実装

Plan Modeを使うと:

  1. Explore: まずプロジェクトを調査
  2. Plan: 設計・計画を立てる
  3. Implement: 計画に従って実装
  4. Commit: 変更をコミット

このフェーズ分離により、無駄な作業が激減します。

Plan Modeの使い方

Plan Modeに入る

/plan

または、タスクの説明に「まず計画を立てて」と含める:

ユーザー認証機能を追加したい。まず計画を立てて。

Plan Modeから出る

計画が完成したら:

/implement

または Claudeに「実装を始めて」と指示。

4フェーズワークフロー

Phase 1: Explore(調査)

目的: プロジェクトの現状を理解する

/plan

このプロジェクトの認証周りのコードを調査して。
- どんな認証方式が使われているか
- どのファイルが関係しているか
- 既存のユーザーモデルはどうなっているか

Claudeは:

  • 関連ファイルを読む
  • 構造を理解する
  • 現状を報告する

この時点ではコードを書かせない。

Phase 2: Plan(計画)

目的: 実装方針を決める

調査結果を踏まえて、OAuth認証を追加する計画を立てて。
- 変更が必要なファイル
- 追加が必要なファイル
- 実装の順序
- 注意点

Claudeは:

  • 実装計画を提案
  • ファイル構成を設計
  • 手順を整理

計画を確認・修正してから次へ進む。

Phase 3: Implement(実装)

目的: 計画に従ってコードを書く

/implement

計画通りに実装を始めて。

Claudeは:

  • 計画に従ってファイルを作成
  • コードを実装
  • テストを実行

計画があるので迷わず実装できる。

Phase 4: Commit(コミット)

目的: 変更を記録する

変更をコミットして。コミットメッセージは日本語で。

Claudeは:

  • 変更を確認
  • 適切なコミットメッセージを作成
  • コミット実行

実践例: 決済機能の追加

Step 1: Plan Modeに入る

claude
/plan

Step 2: 調査

Stripeを使った決済機能を追加したい。
まず、このプロジェクトの現状を調査して:
- 既存の課金関連コードはあるか
- ユーザーモデルにどんなフィールドがあるか
- 環境変数の管理方法

Claudeの応答例:

調査結果:
1. 課金関連コードは存在しません
2. Userモデルには id, email, name, createdAt があります
3. 環境変数は .env.local で管理しています

決済機能を追加するにあたり、以下が必要そうです:
- Userモデルに stripeCustomerId を追加
- 新規ファイル: src/lib/stripe.ts
- 新規API: /api/checkout, /api/webhook

Step 3: 計画

では、Stripe決済機能の実装計画を立てて。
- サブスクリプション型(月額課金)
- 料金プランは Basic / Pro の2つ
- Webhookで支払い状態を同期

Claudeの応答例:

## 実装計画

### 1. 準備作業
- [ ] Stripeアカウント設定の確認
- [ ] 環境変数の追加(STRIPE_SECRET_KEY, STRIPE_WEBHOOK_SECRET)

### 2. データベース変更
- [ ] Userモデルに追加: stripeCustomerId, subscriptionStatus, plan

### 3. 新規ファイル作成
- [ ] src/lib/stripe.ts - Stripeクライアント初期化
- [ ] src/lib/subscription.ts - サブスクリプション管理ロジック

### 4. API作成
- [ ] POST /api/checkout - Checkout Session作成
- [ ] POST /api/webhook - Stripe Webhook処理
- [ ] GET /api/subscription - 現在のプラン取得

### 5. UI
- [ ] PricingPage - 料金プラン表示
- [ ] AccountPage - プラン管理

### 注意点
- Webhookは冪等性を確保
- 本番環境では署名検証を必須に

Step 4: 計画の確認

計画を確認しました。以下を修正して:
- Free プランも追加
- AccountPageは既存のものを拡張

Step 5: 実装開始

/implement

計画に従って実装を開始して。まずデータベース変更から。

Step 6: 段階的に実装

データベース変更完了。次はStripeクライアントの初期化を実装して。
完了。次はAPIを実装して。

Step 7: コミット

一通り完了。変更をコミットして。

Plan Modeを使うべきケース

ケース Plan Mode 理由
新機能の追加 ✅ 使う 設計が重要
大規模リファクタリング ✅ 使う 影響範囲が広い
バグ修正(原因不明) ✅ 使う まず調査が必要
typo修正 ❌ 不要 単純作業
1ファイルの小修正 ❌ 不要 設計不要
ログ追加 ❌ 不要 単純作業

目安: 3ファイル以上に影響する作業はPlan Modeを使う

よくある間違い

間違い1: 計画なしで大規模タスクを始める

❌ "OAuth認証を追加して"(いきなり実装)
✅ "/plan OAuth認証を追加したい"(まず計画)

間違い2: 計画を確認せずに実装開始

❌ Claude: "計画を立てました" → あなた: "実装して"
✅ Claude: "計画を立てました" → あなた: "〇〇を修正して。それで実装開始"

計画をレビューして、必要なら修正を依頼してから実装。

間違い3: Plan Modeで実装させようとする

❌ /plan "ログイン機能を作って"(実装を期待)
✅ /plan "ログイン機能の実装計画を立てて"(計画を期待)

Plan Modeは「計画モード」。実装は /implement で。

次のステップ

Plan Modeの使い方をマスターしました!

これで Claude Code の入門編は完了です。次は実践編として、実際にアプリを作るチュートリアルに進みましょう。

30分でToDoアプリを作る(Claude Code版)

まとめ

  • Plan Mode = 設計・計画に集中するモード
  • /plan で開始、/implement で実装へ
  • 4フェーズ: Explore → Plan → Implement → Commit
  • 3ファイル以上に影響する作業で使う
  • 計画をレビューしてから実装開始
  • 大規模タスクの成功率が大幅に上がる
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参考文献・引用元

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